2015/05/17

将来について等

この間同期と話していた時の事
「高校の頃は大学受験がゴールだと思って勉強をしてて、大学入ったものの課題に追われて院では就活がゴールって雰囲気で過ごしてるじゃん?実際就職したらまたゴール見つけることになるのかな?」
という発言が出てきた
実際はゴールじゃなくてチェックポイントではないか、と話した所
第一段階: 高校(中学受験)
第二段階: 大学受験
(第二.五段階: 院試)
第三段階: 就活
が現状見えている、クリアせねばならぬチェックポイントであろうと挙げられた
そして
第四段階: 結婚
第五段階: 転職
第六段階: 退職
をこれから越えねばならぬだろうチェックポイントに挙げてみた

"ぜひ結婚しなさい。よい妻を持てば幸せになれる。悪い妻を持てば私のように哲学者になれる"
ソクラテスの名言にもあるように配偶者選びは人生において受験、就職と並んで重要なチェックポイントかもしれない
クサンチッペが悪妻だったというのは有名な話であるが、旦那の方がひど過ぎてそれに対抗した結果悪妻として描かれる説もあったりする事をかんがみると、配偶者選びがうまく行かないとその後の人生の豊かさに影響が少なからずでるだろう

転職/退職について
終身雇用が当たり前ではなくなり、その企業で骨を埋めるといった考えを持つことが難しくなっている
入社時は超一流企業であっても、十年後には資本金が激減したり買収されてリストラに怯えていたり
新卒カードを切って就職した後、ある程度仕事をしたら転職を視野に入れる必要があるだろうと考えている
いい企業に就職できた事に胡坐をかき、転職を視野に入れず年を重ねると後で痛い目を見るかもしれない
また、定年退職まで同じ職場で過ごす事が出来たとしても、仕事一筋で趣味も職場以外の人間関係もなくといった状況で退職をした場合、一気にボケが進むという説がある
そうした時に結婚をしていないと孤独死コースまっしぐら、寒い時期に死んだら何か月も躯が放置されるかもしれないのだ(結婚をしていてもうまく行っていなければ同様だが)

ただでさえ時間の流れが速いと感じており、それについて行くので精一杯なのに、将来の事をもっと真剣に考えねばならないのだ
身の丈にあう生活を送ろうにも、中学/高校受験以来ずっと競争の中に身を置いて生きているため、身の丈にあった生活を求めて競争から降りる=競争に負けた惨めな奴、と少なからず感じてしまう
大学受験で自分の能力をはるかに超えるやつらを目の当たりにしてなおそういった価値観に縛られている

そんな話をしつつ、男子高や理系に身を長く置いているため女と関わる機会が少なすぎ女に対する興味がだんだんと薄れてきている事にお互い気付く
気の合う男同士で将来シェアハウス/アパート建てて相互扶助で生きて行けたら楽しいだろうなぁって話をしてその場は収まった
家に帰って誰もいない寂しさを結婚で埋めるのではなく、異性ではなく慣れ親しんだ同性で埋めるためのシェアハウスの様な相互扶助、最高じゃなかろうか
結婚のリスクとトレードオフできる程寂しさを埋めたい感情が大きい場合はこの限りではないと思うが

将来についてもっとちゃんと考えねばだ